境内案内

山門

欅造り。令和の改修にて全体を洗いにかけたことで金物製の意匠がさらに際立つようになりました

梵鐘

泉佐野市指定文化財 鐘楼は、大正3年再建されたものですが、梵鐘(つりがね)は、佐野の大富豪である唐金利範、弟利重、利興が、出資し鋳造され、天和2年、春日大明神に奉納されたものです。明治の神仏分離後、保管され、当山「妙浄寺」に移されました

本堂

昭和55年築。鉄筋でありながら和風建築の趣を残しています

最上殿

岡山県最上稲荷より直祀された尊像をお祀りしています

水子観音

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壷日審さま

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沿革

寛文2年(1662年)一乗院日縁上人の開創。
かつて、日縁上人は「法誉」と号し、浄土の門に入り知恩院の末寺、上善寺で修行を重ねていました。
万治年間に一乗妙法に触れ、泉佐野妙光寺一如院日達上人の感化を受け、法華経の真髄を学び大悟されたのでした。
法誉上人は、高徳にして老若の敬慕するところとなり、上善寺を離れ、妙光寺にのぼり、翌、寛文2年現在地に妙浄寺を開創建立。
自ら初祖となって、名を「一乗院日縁」と改めました。宝物である「曼荼羅本尊」には、日号を使わず「法誉」と署名されています。
当地一円に法華経の教えを広め、2年後の寛文4年(1664)に遷化(亡くなる)されます。
寛延2年本堂を焼失、翌3年8月12世慈照院日進上人が再建し、現在に至ります。
以来三百十余年、現在は歴代35世が法灯を継承しています。

宗門案内